展示案内3階 冒険館 展示室
常設展示
「今も『ここ』にいる植村直己」をコンセプトに、
1. ここ冒険館にいるような存在感
2. ここ「板橋区」だからこその身近さ
3. ここ「現在」から感じる価値
をメインテーマとしています。
展示は、「1. 準備する」「2. 極限に挑む」「3. 次に向かう」を構成とし、冒険の足跡をはじめ、植村さんの人柄がにじみ出た展示となっています。その他、イントロダクションシアターで迫力ある映像をご覧ください。
企画展示コーナー
企画展示コーナーではひとつの冒険に焦点を当てた企画展示を年3回開催します。
新資料でたどる
植村直己 外国放浪の旅
〈アメリカ-フランス編〉
令和7年10月7日(火)~令和8年2月1日(日)
月曜・年末年始休館
*10月13日(スポーツの日)、11月3日(文化の日)、11月24日(振替休日)、1月12日(成人の日)は開館
*10月14日(火)、11月4日(火)、11月25日(火)、1月13日(火)は休館
*12月29日~1月5日は年末年始休館
植村さんはまず、資金稼ぎのためにアメリカで働き、その後、ヨーロッパ・アルプスを目指してフランスへ向かいました。当時、カメラは貴重品であり、フィルムも現像代も高価だったため、ここぞという場面でしかシャッターを押せなかったのですが、植村さんは普段の生活を切り詰めて、カラーの、しかもより画質の高いポジフィルムで写真を撮っていました。
今回はその中の「旅をつなぐ記念写真」に注目しました。外国へ行くことがまだ「冒険」だった時代です。働いていた町の風景、ヨセミテ国立公園やニューヨークを訪れた様子など、植村さんが当時、こんな景色を見ていたのかという新鮮な発見があります。シャッターを切った時の植村さんの気持ちの高ぶりを想像しながら、山登りではない写真にご注目いただければと思います。
【主な展示品】新しく見つかった写真 約25点 地図など
ミニシアター上映 オリジナルスライドショー「外国放浪の旅」約8分/画像のみ